─ 正好文化 (日本語)

 

正好(zheng-hao)とは、日本語の禅(zen)と英語のhowから作られた造語であり、「悟り(菩提)に近づく生き方」を意味しています。また、正好は中国語の二字熟語でもあり、物事がちょうど良い状態になっていることを意味します。

正好文化の創業者である梁正中董事長は、投資家として中国ビジネス界で活躍するかたわら、時間があれば本を読み漁り、特に、心身の鍛錬に関する本から学び、古今東西の偉人の知恵から心身を落ち着かせる方法を自身が探究していました。

彼は母親が重病を患ったことをきっかけに、仕事を辞め、母の世話に専念することにしました。その際、自ら伝統哲学と生命について研究し、母親に病気の原因や治療方法について語り、約1年後、母親の病状は奇跡的に回復しました。その経験は大いに励みとなり、「覚的活法」の実践と探求の旅が始まりました。

まず、人々が中国の伝統文化をしっかり学べるように無料のセミナーを開設し、中台両岸の若者の起業に対して幅広く資金援助を行いました。また、ベジタリアン向け健康食品ブランドを立ち上げ、天を敬い人を愛し物を大切にする「天道生活」の理念の普及に務めました。

また、奈良の唐招提寺、京都の臨済・黄檗各本山、鎌倉五山、福井の曹洞宗本山である永平寺、紀州の高野山など日本の各修行場を訪れ、日本の国宝級職人である「秋山木工」の秋山利輝氏、「掃除の神様」と称されるイエローハット創業者の鍵山秀三郎氏、月刊誌「あなたと健康」を創刊し料理教室を開催している自然療法の達人である東城百合子氏、庭設計の匠である建功寺住職の枡野俊明氏など数十名の「真の本物」(真実を体得した人格者)に教えを請い、日本の文化の最も美しい部分の根本は、実は「普段の暮らし」に存在する「覚的活法」であることを心から学ぶことができました。それは唐の時代に、高名な僧侶が苦難を乗り越えて中国仏教の悟りを広めるために次々日本へ訪れたことを起源としています。

こうして彼はこのような素晴らしい生き方を中華圏に持ち帰り、さらには世界各地に広めて幸せな社会の構築を目指すことで、偉人たちの教えに対して報いようとしました。

2015年、梁正中氏のチームは初めて秋山利輝氏の著書「一流を育てる:秋山木工の「職人心得」」と「丁稚のすすめ―夢を実現できる、日本伝統の働き方」を翻訳し、台湾(出版:大塊文化)と中国本土(出版:中信出版)で出版して、秋山氏と共に台北と北京で新刊発表会を開きました。各業界から反響を呼び、累計100万部以上の売上を記録し、台湾や中国に匠の精神が吹き込まれました。

2018年には、鍵山秀三郎氏の著書「掃除道」の書籍と漫画本(出版:企業管理出版)を中国で紹介し、トイレや街道の清掃のブームを呼び、様々な企業の反響を呼びました。

 

 

正好ビジネスチームは長年にわたり日本で100名以上の規模の研修会を10回以上開催し、匠人精神伝習中心、掃除道伝習中心、媽媽道伝習中心および自然農法伝習中心などのコミュニティセンターを設立しました。体系的なカリキュラムで「覚的活法」を学びながら指導者を育成して、効果的に体得することを目指しています。

2019年初頭に台湾の正好文化公司が出版した94歳を迎えた東城百合子氏の伝記「マイナスもプラスに生きる 心の健康は身体も健康に導く」の繁体中国語版を、正好ビジネスチームの「媽媽道(母としての生き方)」の最初の教材とし、今後も日本の各界のプロの生き方に関する書籍を次々出版していきます。

正好文化は、現代の人々が毎日の生活を通じて自らを浄化し、自己を研鑽して、大自然と一つになって、真の健康・幸福を得る方法について研究しています。出版では、日本で人気の「本人が希望する最期を尊重して、抱きしめながら臨終者を送り出す」の理念を掲げる柴田久美子氏が長年の看取り士としての経験を書籍にまとめた『看取り士』(2019年に書籍の一部を映画化し、日本で上映する予定です。)や日本の曹洞宗始祖である道元禅師に関する禅宗についての書籍『普勧坐禅儀』、『典座教訓・赴粥飯法』の超訳版などの発行を予定しております。

最高の一冊は、正に好ましい一冊なのです。

正好文化は常に読者の皆さまへこのような本をお届けすることを目指しています。